本ページでは僕が IB 数学 AA の最終試験に向けて行なった勉強法を紹介していきます。
この記事が、自分に合った IB 数学 の勉強法を見つける上で参考になればと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください!
また、数学 AA の授業内容や試験内容について知りたい方は、これらの記事も確認してみてください!
行なった4つの対策
これから僕が実際に数学の最終試験に向けて行なった4つの対策について説明します。
まず、自分が行った4つの対策がこちらです。
以降では、これら4つについて簡単に説明していきます。
教科書の章末問題を解く
二つ目の勉強法が章末問題を解くことです。
章末問題は基本的に IB の過去問から問題をとってきているため、試験対策としてはとても効果的です。
単元ごとに問題がまとめられているため、自分の苦手な単元を重点的に対策できるのがとても良い点です。
また、単元の中で学ぶ様々な計算方法や公式などを網羅できるように問題が選ばれているため、単元の総復習として解くのも良いです。
僕自身、苦手な単元の章末問題は必ず解くようにしました。
過去問を解く
次に、過去問を解くことです。
最終試験の対策としてどの科目でも過去問を解くと思います。
過去問はテストの形式や特徴に慣れることと自分の実力を測るために有効的です。
自分は、テスト本番だと思ってしっかりと時間を意識して解くようにしていました。
また、数学の試験は特に、シャーペンで解くのとボールペンで解くのでは全然違ってくるので、本番さながらボールペンを使って練習しました。
そして、過去問を解く中で新たに苦手な内容を見つけた時は、もう一度章末問題を解きます。
これを行うことによって数学でも徹底的に苦手をなくしていくことができました。
過去問の中でも Paper1や Paper2は、基礎的な問題が多いため、苦手な単元や自分の理解度をチェックするのに役に立ちます。
また、この二つの試験は出題される問題に傾向があることもあるため、そこも意識しながら解くようにするといいと思います。
それに対して、Paper3は応用内容であり、出題内容に傾向がまずありません。
そのため、Paper3をたくさん解いたからといって本番絶対に解けるようになるとは限りません。
Paper3の過去問を解くときは、実際の試験時間の感覚や点数を取るためのコツなどを理解することを意識すると良いです。
数学 AA Paper3で点数を取るコツについて知りたい方は、これらの記事も確認してみてください!
公式集に目を通しておく
三つ目に紹介するのが、公式週に目を通すことです。
公式集には試験で使う可能性のある公式が全てまとめられています。
実際に、数学の試験ではこの公式集が配られ、問題を解く時に活用できます。
自分の場合は、公式集を確認して、「これは何の公式だ?」とわからない内容があったらその範囲をもう一度復習するようにしました。
公式集があっても、その公式がどのように、どのような場面で活用できるのかがわからなければ意味がありません。
また、公式集に載っている公式を覚えてしまえば、試験中に毎回公式集を開くという手間を省けるようになります。
そうなれば、時間的にも余裕ができます。
これらのことから、公式集は試験前には必ず確認しておくべきです。
電卓の使い方を復習
最後に、電卓の使い方の復習です。
これは数学の試験対策としてとても大切なことです。
数学の最終試験では、Paper2と Paper3の二つの試験で電卓を用いることができます。
これらの試験では電卓を活用しなければ解けない問題、時間がかかってしまう問題がたくさん出題されます。
自分自身、試験前には、それまで授業で学んできた電卓の使い方を結構忘れてしまっていました。
一緒に数学の授業をとっている人と確認しながら、もう一度電卓の機能を覚えました。
また、最終試験では、電卓がテストモードに設定され、今まで授業で使えていた機能が一部制限されてしまいます。
使える機能と使えない機能を理解しておくことも非常に大切です。
僕の場合は、試験前(IA などで電卓を使わなくなった時)に自分で電卓をテストモードに設定し、その状態で試験勉強を行いました。
過去問もテストモード状態の電卓で解き、本番と同じ環境で対策を行うことができます。
テストモードは一度設定しても、特殊なコードと電卓がもう一台あれば元に戻すことができます。(先生に頼めば解除してくれるはずです)
最後に
これで IB 数学 AA の最終試験に向けて行なった対策についてすべて説明しました。
ぜひこの記事の内容を参考にして、自分に合った最終試験対策を考えてみてください!
また別の記事でお会いしましょう!