【物理7点】IB 物理 の最終試験に向けて行なった対策を紹介!

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本ページでは僕が IB 物理 の最終試験に向けて行なった勉強法を紹介していきます。

この記事が、自分に合った IB 物理 の勉強法を見つける上で参考になればと思います。

ぜひ最後まで読んでみてください!

また、物理の授業内容や試験内容について知りたい方は、これらの記事も確認してみてください!

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はじめに注意事項

本題の前に注意事項

まず、はじめに伝えておきたいのが、実は僕の物理の最終試験の手応えはあまり良くありませんでした

どのように良くなかったのかというと、シンプルにめちゃくちゃ難しいと感じ、試験問題を解いて正解できている確証を持てた問題が少なかったです。

最終的には7点満点を取得することができましたが、試験後の自分の中では5〜6点くらいを予想していました。

この年の7点を取るための物理の Grade Boundary が65〜100であり、僕のスコアは77点でした。(最終試験だけでなく IA の結果も含まれた点数です)

結果的には良かったです、試験の手応えとしてはいまいちだったので、自分の行った勉強法が本当に正しかったと断言することができません

そのため、あくまで参考程度に記事を読んでいただけたらと思います。

いつから、どれくらい対策を行ったのか

自分に合った勉強計画を立てよう

他の記事でも述べているように、最終試験(全体)に向けた勉強はだいたい試験の1ヶ月前から本格的に始めました

IA の提出などもあり、自分の場合は1ヶ月前から対策を始めることになりました。

おそらく多くの IB 生が最終試験の1ヶ月くらい前まで IA などの課題で忙しい時期が続くと思います。

そんな限られた時間の中で最大6科目の対策を行っていくことが求められます。

モック試験の時に覚えた内容も結構忘れてきていたので、もう一度しっかりと勉強し直す必要がありました。

最終試験までの1ヶ月は、HL でとっていた 数学 AA、物理、化学の3科目と、苦手だった ESS を重点的に勉強しました。

毎日、平日は1科目、休日は2科目ずつ取り上げて勉強していました。(平日は1科目4時間、休日は1科目6時間ほど)

物理は、自分が取っていた科目の中でも特に難しいと感じていたので、他の科目よりも多く勉強した覚えがあります。

どのようにして効果的な勉強計画を立てたのかについて話している、こちらの記事もあわせて読んでみてください!

行なった4つの勉強法

これから僕が実際に化学の最終試験に向けて行なった3つの勉強法について説明します。

まず、4つの勉強法がこちらです。

  • 授業プリント(教科書)を読む
  • 教科書問題(練習問題、章末問題)を解く
  • 過去問を解く
  • 物理資料集を読む

はじめの3つの方法をうまい感じに回すと、最終的には自分の苦手をなくすことができると考えます。

4つ目の勉強法は物理の科目特有であり、個人的にとても効果的であると感じたので紹介します。

以降ではこれらの勉強法について詳しく説明していきます。

化学の最終試験に向けて行なった勉強法 の記事を読んでくださった方は、本記事で説明している勉強法のほとんどが同じであることを伝えておきます。

(少し補足説明があるところもあります)

しかし、物理特有の勉強方法も一部紹介しているので、興味のある方は以下からその部分まで移動できます。

こちらから

授業プリント(教科書)を読む

一つ目の勉強法が授業プリント(教科書)を読むことです。

これは学校によって異なると思いますが、学校によっては先生が教科書の内容を和訳して配布してくれたりするところもあると思います。

自分の場合は、物理は内容を日本語でまとめたパワーポイントを共有してくれていたので、それを活用していました。(英語で物理を受講している場合は教科書で大丈夫です)

基本的に試験では教科書に書かれている内容以外は出題されないため、教科書の内容を復習しない選択肢はないです。

また、一度モック試験の時に勉強している内容なので、もう一度目を通すことで思い出せることがあります。

最終試験までの時間は限られているので、自分の苦手な章を中心に読むのがおすすめです。

そして、内容を読むことで理解ができてきたら次の勉強方法に移行します。

教科書問題(練習問題、章末問題)を解く

二つ目の勉強法が教科書問題を解くことです。

教科書問題は、各単元内にある練習問題、章末問題のことを指します。

これらの問題は IB の過去問からとってきてあるため、試験対策としてはとても効果的です。

また、単元ごとに問題がまとめられているため、自分の苦手な単元を重点的に対策できるのがとても良い点です。

先ほど紹介したように、自分の苦手な章の内容がある程度頭に入ったら、章末問題などを解いて理解度チェックを行と良いです。

このように、

苦手な単元をプリント、教科書で復習 → 章末問題を解く

という一連の流れを繰り返すことによって、だいたいの内容の理解と苦手の克服ができると思います。

過去問を解く

三つ目に紹介するのが、過去問を解くことです。

最終試験の対策としてどの科目でも過去問を解くと思います。

先に説明した2つの勉強法によって内容がだいたい頭に入ってきたら、過去問をたくさん解いていきます。

過去問はテストの形式や特徴に慣れることと自分の実力を測るために有効的です。

自分は、テスト本番だと思ってしっかりと時間を意識して解くようにしていました。(ボールペンも使って)

特に物理の試験は計算を多く求められるため、時間管理がとても難しいと思います。

Paper1は時間との勝負がとても厳しいです。

本番を意識して時間感覚を身につけることが試験攻略には絶対に必要です。

また、過去問を解く中で新たに苦手な内容を見つけた時は、もう一度プリントや教科書を読み、練習問題を解きます

これを行うことによって徹底的に苦手をなくしていくようにします

物理資料集を読む

この勉強方法は物理特有の方法です。

物理資料集は計算に必要な定数や公式がすべて記載されている最強の冊子です

これは試験時に配布され実際に用いることができます。

そんな最強の物理資料集ですが、一つ弱みがあります。

それは、公式が全て文字で表記されており、その文字が何を表すのかや、単位などが記されていない点です。

例えば、

v = u + at

F = ma

Q = mcΔT

のような公式があります。

この時に、v や F、Q … が何を表しているか分からなければ公式を活用することができません。

そのため、公式集を最大限活かすためにも事前に資料集の内容を読んでおいて、理解しておくことがとても大切です。

また、自分の場合は、資料集の中に授業で扱わなかった公式があり、それが何の公式なのかを試験前に調べておいたことで実際に解けた問題もありました。

資料集に載っているということは試験で活用する可能性があるということなので、見ておかない選択肢はないと思います!

最後に

これで IB 物理 の最終試験に向けて行なった対策についてすべて説明しました。

ぜひこの記事の内容を参考にして、自分に合った勉強法と計画を立ててみてください!

また別の記事でお会いしましょう!

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