【どれくらい忙しい?】IB 生だった時の奨学金応募・海外大学出願のスケジュール紹介

IB

本ページでは IB 生だった僕がどの時期に奨学金に応募し、海外大学出願を行ったのかという自分の体験談を話していきます。

自分の場合は、IB の最終試験が11月でしたが、5月試験の方も大体どの時期に大学や奨学金制度への出願を行うのかがわかると思います。

また、自分はアメリカの大学をメインに出願したため、他の国の大学に出願予定の方々にとっては多少参考にならない点が含まれています

それを踏まえた上で読んでみてください!

また、IB 45点満点を取得した僕ですが、実際には海外大学受験でなぜ苦労したのかを説明しているのでぜひ読んでみてください!

奨学金制度への応募

奨学金

海外大学への進学を目指す上で奨学金は欠かせません

大学から奨学金をいただくことも可能ですが、国内の奨学金制度への応募も一つの手段です。

自分は高校3年生の7月から4月にかけて、以下の4つの奨学金制度に応募しました。

  • 笹川平和財団スカラシップ
  • グルー・バンクロフト基金
  • 日本学生支援機構奨学金制度(JASSO)
  • 柳井正財団奨学金財団

これらの応募の時期をまとめるとこんな感じです。(締切日はその年によって変わる可能性があるので必ずご自身で確認してください)

高校3年生の自分の奨学金制度への応募スケジュール
  • 7月
    IB モック試験

    予測スコアが出される大切な試験

  • 7月〜8月
    笹川平和財団スカラシップ第1期

    7月下旬〜8月中旬にかけて一次審査の募集
    (落ちました)

  • 8月〜9月
    グルー・バンクロフト基金

    8月中旬〜9月中旬にかけて一次審査の募集
    (落ちました)

  • 9月〜10月
    JASSO一次審査

    9月上旬〜10月上旬にかけて一次審査の募集
    (合格)

  • 10月〜11月
    IB 最終試験

    IB の最終成績が確定する大切な試験

  • 1月
    JASSO二次審査

    一次審査通過者は面接
    (合格)

  • 3月〜4月
    笹川平和財団スカラシップ第2期

    3月下旬〜4月中旬にかけて募集
    (落ちました)

  • 12月〜4月
    柳井正財団奨学金(合格型)

    合格大学の登録などを含むと結果が出た後の4月くらいまで続きます
    (落ちました)

奨学金への応募だけでもこれだけ忙しくなってしまいます。

実際、海外大学出願は IB の最終試験が終わった後に一気に行うのがほとんどなので、IB の忙しい時期とかぶってしまうのは奨学金への応募の方が多いです。

自分の場合はこれら4つの奨学金制度に応募しましたが、実際にはこれら以外にもいくつもの応募できる奨学金制度があります。

忙しくなってしまいますが、奨学金を受け取ることができれば大きな支えとなるので、計画性を持って多くの奨学金制度に挑戦してみることが大切だと思います。

海外大学出願(アメリカ・カナダ)

海外大学出願

僕は合計で21校の海外大学に出願しました。(アメリカ20校 + カナダ1校)

アメリカの大学への出願は Common App というサイトを通じて行います。

Common App では最大で20校まで出願が可能です。

アメリカの大学への出願は Common App Essay という、すべての大学に共通して提出するエッセイを一つ書きます。

加えて、大学によっては Supplemental Essay と言って、特定のテーマについてのエッセイの提出を求められることがあります。

自分の場合は、出願した大学の約3分の1が Common App Essay 一本で出願できる大学、その他が Supplemental Essay の提出を必要とする大学でした。

意外と多くの大学が Supplemental Essay を必要とするので、多くの大学に出願する場合はエッセイをたくさん書かなければなりません。

基本的には、これら出願の締切日は1月のことが多いです。(IB の最終試験が終わった後)

しかし、海外大学出願には Early Decision や Early Action といった選択肢もあります。

Early Decision

これは専願と同じで、「合格したら必ずその大学へ行く」という約束をした上での出願です。

そして、その分合格率は高くなります

また、出願の時期も一般の時期に比べて早くなることがあります。

(Early Decision1と Early Decision2の二つの時期があります)

Early Action

これは早期出願のことで、合格したからといって必ずしもその大学へ行く必要はありません。

早めに出願することで早めに合否の結果を得ることができます。

自分は Early Decision と Early Action の両方とも行いました。

これらを含めた海外大学出願のスケージュールはこんな感じでした。

高校3年生の自分の海外大学出願スケジュール
  • 4月〜10月
    出願エッセイ執筆

    Common App Essay と Supplemental Essay を執筆
    Common App Essay はすべての大学に同じものを提出する大切なエッセイのためしっかりと時間をかけて書きました

  • 10月〜11月
    IB 最終試験

    IB の最終成績が確定する大切な試験

  • 11月
    Early Decision1

    アメリカのリベラルアーツ大学に出願
    (大学によって出願締め切りは異なります)

  • 12月
    Early Action

    アメリカのリベラルアーツ大学に出願
    (大学によって出願締め切りは異なります)

  • 1月〜2月
    ひたすらエッセイ執筆と海外大学出願(Early Decision2も含む)

    大体の大学が出願締切日が1月のうちでした
    時々2月に締切日がある大学も
    締め切りに間に合うように Supplemental Essay を書きまくりました

上記のタイムラインからもわかるように、IB の最終試験が終わった後すぐに出願が始まります。

出願する大学の数にもよりますが、最終試験後も忙しい時期は続きます。

また、時期の早い Early Decision や Early Action で出願したため、最終試験前に Common App Essay や Supplemental Essay を書いておく必要があり大変でした。

特に、Common App Essay はすべての大学に共通のものを提出するため、一番時間をかけて書きました。

最後に

本ページでは、自分が高校3年生の時に経験した、奨学金への応募と海外大学出願のスケジュールを紹介しました。

どの国の大学に出願するかや何校出願するか、どの奨学金制度に応募するかなどによって忙しさやスケジュールは大きく変わります

今回紹介した内容が皆さんに当てはまるとは限りません

あくまで参考程度にお願いします。

では、また別の記事でお会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました