【TOEFL iBT 100点以上】TOEFL 試験の特徴・対策法・おすすめ教材

イチオシ紹介

本ページでは僕が海外留学を目指すうえで受験した TOEFL で100点以上をとったときの対策法を解説していきます。

この記事を読めば、TOEFL の点数を伸ばすために何をすればいいのかが見えてくるでしょう。

ぜひ最後まで読んでみてください!

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TOEFL で100点以上とるまで

TOEFL または IELTS は海外留学を目指す人の誰もが通る道だと思います。

TOEFL の場合、海外留学を目指すうえで乗せたい基準点が100点です。

そして、僕も高校2年生~3年生の間に100点を目指して TOEFL を合計3回受験しました。

受験した時期と点数がこちらです。

2021年9月(高校2年生):95点

2022年1月(高校2年生):92点

2022年4月(高校3年生):103点

僕は5歳~7歳までの約2年半アメリカにいたため、その名残ではじめはわりと良い点数をとることができました。

しかし、最初に95点をとって油断していたら案の定点数を落とすことになってしまいました。

そこで、しっかりと勉強することを決意し、最終的にはぎりぎり100点を超えることができました。

TOEFL は90点台と100点台の間に大きな壁があると感じます。

90点台が安定してきても100点に乗せるのは意外と難しいです。

ご存じの方も多いと思いますが、TOEFL の試験はリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つのセクションにわかれており、それぞれ30点満点となっています。

それぞれのセクションで25点ずつ取れば100点に達すると考えられますが、TOEFL はセクションごとに取りやすいものと取りにくいものがあります。

ちなみに僕が103点を取得したときの点数の内訳はこんな感じです。

リーディング:24

リスニング:29

スピーキング:23

ライティング:27

基本的に点数が取りやすいと言われているのがリーディングとリスニングです。

点数が取りにくいと言われているのがスピーキングです。

(僕の場合はなぜかリーディングが苦手でした)

なるべくリーディングとリスニングで点数を跳ね上げる必要があるということを覚えておいてください。

セクションごとの特徴・対策法・おすすめ教材

まず、TOEFL の勉強をする上で教材は必須です。

ここでは、どのような点を意識して勉強すると良いかに加え、どんな教材を活用すると良いかについても紹介していきます。

中には自分が実際に活用したものや友人が使っていて良いなと感じたものなどがあります。

TOEFL は英語力があればもちろん解くことができますが、ある程度の英語力でも戦略によって補うことができます

以降では、それぞれのセクションごとに解説していきます。

TOEFL 全体

まず、TOEFL の全体的な試験構成は以下の通りです。

試験時間合計約3時間
セクションリーディング・リスニング・スピーキング・ライティング
休憩時間10分(リスニングとスピーキングの間)
点数120点満点(各セクション30点)

TOEFL 全体の対策法

当たり前のことですが、TOEFL の試験全体に関わってくるものが英語力です。

海外経験が豊富で英語力をすでに身に着けている人であれば高得点をとれます。

そこで、海外経験が短い、あるいは全くない人がどのようにして対策をすればいいのかというと、英単語を勉強することです。

リーディングとリスニングでは文章を理解することができるようになり、スピーキングとライティングでは語彙力がアップして表現が豊かになります。

英単語の勉強は TOEFL の試験全体に対する対策となり、大前提に勉強することです。

TOEFL 全体の対策としておすすめの教材

英単語を勉強するといっても多すぎて何を勉強すればいいのか分からないと思います。

しかし、TOEFL には頻繁に使われる英単語があり、それをまとめた単語帳がいくつもあります。

中でも特におすすめなのがこちらです!

僕はこの単語帳の存在に TOEFL を受け終わった後に友人が使っていて気が付いたのですが、自分も使えばよかったと思いました

単語数が豊富なのに加えて赤シートが使えるので、これ冊のみで単語の勉強が完結するのが良いなと感じました。

また、単語が難易度別に分けられており、目指す点数ごとに勉強する単語を選べるので効率よく勉強できる点もいいです。

また、単語帳ではありませんが、4つのセクションすべてをまとめた問題集もあります

これは僕が実際に活用したものです。

この問題集の良いところは、本自体に4つのセクションの問題が豊富に含まれているのもそうですが、何と言っても付属の CD です。

この CD をパソコンに入れると、TOEFL 本番さながらの試験が受けられます

それも4回分もの試験が含まれています

リーディング試験の特徴

リーディング試験は比較的点数がとりやすいセクションとして知られています。

リーディング試験の内容は以下の通りです。

試験時間大問3つの場合:54分 大問4つの場合:72分
問題数大問につき10問
問題形式選択問題
音声大学の教科書レベル約700単語
ダミー問題可能性あり
点数30点満点

試験時間からも分かるように、この試験で1問にかけられる時間は約1分48秒です。

初見の英文を読みながら問題を解いていくので、時間配分には十分注意する必要があります。

また、この試験では様々なタイプの選択問題が出題されます。

出題される選択問題の種類は決まっているため対策することが可能です。

そして、最後のダミー問題は何なのかと思う人もいるでしょう。

これは、採点されない問題が含まれている可能性があるということです。

リーディング試験の大問の数が4つだった場合は、うち1つはダミー問題であるということです。

どの問題がダミーであるかは伝えられないため、4題出題された場合でも、すべての問題に全力で取り組みましょう。

リーディング試験の対策方法

この試験を攻略するうえで身に着けるべき戦略が、文章を読む方法出題パターンを理解することです。

文章を読む方法の例として、

リーディング問題では最初に文章全体を読む必要がありません。

はじめに文章全体を読んでもいいのですが、時間も限られているためあまり推奨されません。

文章全部ではなく、特定の部分を読むだけで全体的な内容を理解することができます。

例えば、

各段落の1文目はその段落の内容の主旨となっていることが多いため、そこに着目すると良いです。

これは、TOEFL で出題される文章が学術的論文の基本的な構造に沿って書かれているためにわかる傾向です。

また、TOEFL のリーディングで出題される問題の種類は決まっています

いくつかの問題のパターンがあるのですが、その出題パターンを理解しておくことはとても大切です。

この問題の種類はいくつかありますが、他のサイトでも取り上げられているのでぜひ確認してみてください。

特定の種類の問題が出題されたときの意識するべき点などを詳しく解説している教材もあります。

リーディング試験の対策としておすすめの教材

ここで、僕も実際に使ったおすすめの教材を紹介します。

一番おすすめなのがこちらです!

これは、まさに TOEFL を攻略するための戦略をまとめた一冊です。

先ほど挙げた例のようなリーディングの文章の着目するべき点や問題の種類などのさまざまな戦略的な内容に加えて練習問題も含まれています。

また、リーディングだけでなくリスニングの攻略方法も一緒に書かれています。

これ一冊でリーディングとリスニングの対策ができてしまいます

もう一つのおすすめがこちらです

こちらは、リーディングに特化した教材です。

そのため、先ほど紹介したものよりもリーディング問題の数が多いです。

また、この教材は問題の種類と種類別の解き方についての説明が多いものとなっています。

僕は個人的にリーディングが苦手だったためこれを活用しました。

僕の最終的なリーディングの点数は24点であまり高くないかもしれませんが、その前に受験したときは19点という悲惨な結果だったため、5点伸ばせたのはこの教材のおかげといえます。

リスニング試験の特徴

リスニング試験の内容は以下の通りです。

試験時間41~57分
問題数28~39問
問題形式選択問題
音声会話形式と講義形式
ダミー問題可能性あり
点数30点満点

リスニング試験には会話形式の音声と講義形式の音声があります。

これらの出題される大問の数は異なります。

会話形式の問題2題+講義形式の問題3題の場合の試験時間が41分です。

会話形式の問題3題+講義形式の問題4題の場合の試験時間が57分です。

また後者の場合はダミー問題が含まれています

各会話形式の問題では、選択問題が6問出題されます。

各講義形式の問題では、選択問題が5題出題されます。

リスニング試験の対策方法

リスニングの対策としては、英語を聞くことに慣れることとメモの取り方を覚えることです。

例えば、僕の場合はリスニングは得意でしたが、その理由として考えられるのは頻繁に海外の映画を見ていたからだと思います。

このように日常的に英語を聞く習慣をもつことがとても大切です。

リスニング試験では推奨されるメモの取り方があります。

リスニング試験も出題される問題の種類が決まっています

そのため、どのような点に注目してメモを取ればよいかどのような形でメモを取れば後から見やすいかといった戦略があります。

これを覚えることで、効率の良いメモの取り方を身に着けることができるようになります。

しかし、これは個人的な見解ですが、メモを取ろうとすると注意力が散漫になってしまい、聞き逃してしまうということがあるので注意が必要です。

リスニング試験の対策としておすすめの教材

上で説明した戦略を詳しく解説しているのが、先ほどリーディングの時にも紹介したものと同じ教材です。

出題される問題の種類の解説、問題に応じたメモを取るべき箇所と方法などの攻略法を解説してくれます。

リーディング対策も一緒に含まれており、これ一冊で二つの試験を対策できるのがとても良いです。

スピーキング試験の特徴

スピーキング試験は最も点数をとるのが難しい試験です。

だいたい24点くらいに大きな壁があるように感じます。

なので、20点以上取ることを一つの目標にしてみてください。

スピーキング試験の内容は以下の通りです。

試験時間17分
問題数4題
問題形式Independent Speaking Task と Integrated Speaking Task
テクスト大学生活関連の文章
音声会話形式と講義形式
点数30点満点
ダミー問題なし

スピーキング試験では様々なタイプの問題が出題されます。

これらは Independent Speaking TaskIntegrated Speaking Task の大きく2つの種類に分けられます。

問題1

問題1は Independent Speaking Task です。

この問題では、特定の質問に対して自分の立場と考えを述べます

準備時間が15秒解答時間が45秒となっています。

問題2~3

問題2~3は Integrated Speaking Task です。

この問題はリーディングリスニングの要素を含む問題となっています。

リーディング ⇒ リスニング ⇒ スピーキング

はじめに短い文章を読み、次にそれに関連した音声を聞きます。

そして最後に、その文章と会話の内容について話します。

これらの問題では、準備時間が30秒解答時間が60秒となっています。

問題4

問題4も Integrated Speaking Task です。

しかし、4問目ではリスニングのみの要素を含む問題となっています。

リスニング ⇒ スピーキング

大学の講義の音声を聞き、その内容について話します。

この問題では、準備時間が20秒解答時間が60秒です。

スピーキング試験の対策方法

スピーキングの対策方法は、メモを取る方法の理解話す内容と構成の理解実際に英語で話してみる、の3つです。

まず、リスニングの時と同様に、スピーキング試験においてもメモの取り方が大切です。

Integrated Speaking Task では、英文を読んだり、音声を聞いたりしますが、無駄なくメモを取れるように注目するべき部分があります。

また、自分が話す内容と構成のテンプレートもあります。

例えば、1個目の Integrated Speaking Task ではこのような構成で話すと時間的にも内容的にもバランスがいいです。

Integrated Speaking Task
自分の立場
理由➀
詳細
理由➁
詳細

他の種類の問題についてもこのようなテンプレートがあり、それを理解することで落ち着いて話す内容を決められるようになります。

最後に、実際に英語で話してみるということです。

スピーキングは練習問題を解いても採点することができませんが、実際に声に出して話してみることが大切です。

また、練習問題を解くときだけでなく、日常的にも英語を使ってみる機会を増やせればいい練習になります

スピーキング試験の対策としておすすめの教材

スピーキングの対策におすすめの教材は一択です。

この教材は TOEFL 全体の中でも、一番おすすめの物です!

この一冊は TOEFL のスピーキングを攻略するための戦略を細かく説明してくれます。

スピーキングでのメモの取り方、話す内容の組み立て方など、本番で落ち着いて答えるためのコツが記されています。

また、ライティング試験についても同じように攻略方法が記されているため、これ一冊でスピーキングとライティングの対策をすることが可能です。

ライティング試験の特徴

ライティング試験も比較的点数の取りにくい試験として知られています。

ライティング試験の内容は以下の通りです。

試験時間50分
問題数2題
問題形式Integrated Writing Task と Independent Writing Task
テクスト学術的な文章
音声講義形式
点数30点満点
ダミー問題なし

ライティング試験は Integrated Writing TaskIndependent Writing Task の大きく2つの種類に分けられます。

問題1

問題1は Integrated Writing Task です。

この問題は、リーディングとリスニングの要素を含む問題となっています。

リーディング ⇒ リスニング ⇒ スピーキング

はじめに短い学術的な文章を読み、次にそれに関連した音声を聞きます。

その後に、その文章と会話の内容についてエッセイを書きます。

ライティングの時間は20分となっています。

問題2

問題2は Independent Writing Task です。

この問題では、特定のトピックに対する自分の考えを書きます

ライティングの時間は30分となっています。

ライティング試験の対策方法

ライティング試験の対策として覚えておきたいのが、Integrated Writing Task のメモを取る方法と両タスクのエッセイを書く時の構成です。

リスニングとスピーキングと同じように、ライティングでも無駄なくメモする方法があります。

これを覚えることによって、エッセイを書くのに必要な情報を逃すことがなく、より楽にエッセイを書くことができるようになります

そして、特に大事なのがエッセイの構成です。

エッセイには推奨される基本的な構造があります。

この構造を覚えることは論理的で評価のされやすいエッセイを書くことにつながります。

また、試験時間は20分と30分で足りないと感じるかもしれませんが、エッセイの基本的な構造が頭の中にあることですらすらとエッセイを書くことができます。

ライティング試験の対策としておすすめの教材

ライティング試験の対策にお勧めの教材は、先ほどスピーキングの対策のところでも紹介したものと同じです。

この中には、効率の良いメモの取り方、エッセイの基本的な構造の説明など、確実に点数をとるための攻略方法が記載されています

この一冊さえあれば、点数の取りにくいスピーキングとライティングの対策ができてしまいます。

最後に

これで TOEFL で100点以上を目指すうえで知っておいてほしい試験の特徴・対策法・おすすめ教材についてすべて説明しました。

この記事の内容をぜひ参考にして100点以上とれるように頑張ってください!

では、また別の記事でお会いしましょう!

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