本ページではIB 最終試験前に準備しておきたいことについて話していきます。
これから紹介するものは自分自身も最終試験に向けて準備したことです。
ぜひこの記事を参考にして、最終試験に向けた準備を完璧にしてください!
1ヶ月前の準備
僕が最終試験に向けて本格的に準備し始めたのは最終試験初日の1ヶ月前です。
実際にはもっと早い段階から準備を始めたかったのですが、IA の提出期限があったため試験対策に時間をかけることができませんでした。
もっと早くから試験対策ができる場合は、できるだけ多くの時間を試験対策に使うと良いです。
僕が試験1ヶ月前に行った準備は主に2つです。
これら2つについて簡単に説明していきます。
1ヶ月間の学習計画の作成
まず、何よりも最初に行ったのは、1ヶ月間の試験対策のための準備です。
ただひたすらに問題を解くだけでは効果的な勉強にならない可能性があります。
試験までの限られた時間を無駄なく活用するためにも、まずは1ヶ月間の学習計画表を作るのが良いと思います。
この学習計画を立てるためにまず行ったのが、自分の苦手を明らかにすることです。
自分の苦手な科目と単元を明確にし、どの科目にどのくらいの勉強時間を充てる必要があるかをだいたい決めます。
これは、「物理に10時間」のように細かく決めるわけではなく、「物理 = ESS > 化学 = 数学 > …」のように大雑把で大丈夫です。
自分の得意分野と苦手分野も以下の例のようにざっくりとしたものでした。
しかし、これをやるのとやらないのでは全然違うと思います。
明確になった自分の苦手分野をもとに、1ヶ月間の学習計画を作っていくことができます。
これで試験対策を行う準備は整いました。
学習内容の復習
次は早速試験に向けた勉強を開始します。
しかし、ここではいきなり過去問を解きません。
最終試験とモック試験は多少間が空いているため、今までの学習内容を忘れてしまっていることが多いと思います。
過去問を解き始める前に、一度今までの学習内容を全体的に復習するのが良いです。
自分は、科目にもよりますが、教科書に目を通すのと、教科書内の問題を解くことで内容の復習を行いました。
特に、先ほどの学習計画で明確にした苦手な科目や単元は重点的に復習しました。
教科書の良いところは過去問とは違って、特定の単元を集中的に勉強できるため、はじめに苦手を克服するうえでとても貢献してくれます。
そして、これによって一通り内容を復習できたら、すべての単元の問題が出題される過去問を解きます。
さらに、過去問で苦手な内容を見つけたら、それをもう一度教科書を活用して復習します。
これをはじめに立てた学習計画に沿って繰り返していきます。
ここで注意して欲しいのが、持っている過去問をこの段階で全て解いてしまわないことです。
過去問はある程度試験直前のために取っておきたいです。
1週間前の準備
最終試験1週間前は最後の追い込みです。
この1週間が自分を追い込める最後のチャンスかもしれません。
皆さんの学校の場合はわかりませんが、自分の学校では最終試験1週間前からは家庭学習日でした。
この七連休を活用して、最終試験の1週間前は次の2つの準備を行いました。
これら2つについて簡単に説明していきます。
過去問で試験の準備
この時間で、僕は残しておいた過去問をたくさん解きました。
教科書を使った勉強よりも過去問を活用した実践的な練習の方を多く行いました。
約1ヶ月間の勉強で基本的な内容を身につけ、最後の1週間は過去問を解くことによって、実際の試験に慣れるための準備であったり、学習内容の最終確認を行いました。
ここで過去問を解くためにも、先ほどの1ヶ月前の準備の段階では過去問を解きすぎないようにしておくのが良いです。(過去問をたくさん持っている人は解いてしまってもいいと思います)
試験1週間前のこの段階で、いつ最終試験を解いても自分のベストを尽くせる状態を作れると最高です。
この時間で最後の仕上げを行いましょう。
試験に必要なものの準備
試験に必要な持ち物の準備はできるだけ早く行っておきましょう。
1週間前までには完璧に揃えておくようにしましょう。
最終試験はすべてボールペンで行うため、インクが十分残っているボールペンを3本ほど用意しました。
他にも、科目ごとに必要となるものを用意しておきました。(定規など)
また、IB の試験会場に持ち込めるものについてのルールがあるので、それに沿って持ち物を準備することも大切です。
例えば、僕の時は、中身が見えないような筆箱の持ち込みは禁止されていました。
そのため、中身の見えるジップロックなどに筆記用具を入れる必要がありました。
このようなルールもしっかりと確認して、完璧な準備を行いましょう。
各試験前日の準備
試験前日は緊張すると思います。
しかし、そんな中でも自分にできる準備は完璧にし、試験に万全の状態で臨めるようにしましょう。
各試験の前日は以下の2つを準備することを心がけると良いです。
これら2つについて簡単に説明していきます。
内容の最終確認 / 体調・コンディションの調整
試験前日は内容を頭に詰め込める最後のチャンスです。
ここでも、残しておいた過去問を解いて最終確認を行いました。
しかし、そこまで追い込みはかけませんでした。
内容の最終確認も大切ですが、しっかりと睡眠をとって試験に万全の体調で臨めるようにすることも大切です。
しっかりと自分の実力をチェックするのも大切ですが、無理をしすぎないようにもしましょう。
自分自身、試験前日は焦りはなく、「これで試験でやらかしたらもうしょうがない」といった心構えでした。
ここまで、約1ヶ月間やってきたことを信じることも大切です。
試験に必要なものの点検
最後に、試験への持ち物の点検をする必要があります。
ボールペンのインクは十分か?
電卓の充電はできているか?
その他必要な持ち物は準備できているか?
など、当日になって焦るような事態にならないようにしっかりと準備しておきましょう。
特に電卓の忘れ物や充電不足は本当に致命的なので要注意です。
おまけ:
僕は、試験当日のために常に準備していたものがあります。
それがブドウ糖ラムネです。
これは、化学の先生に、「ブドウ糖を試験開始の10分前に摂取しておくと良い」というアドバイスをもらったため準備するようにしました。
ブドウ糖は脳の働きを活発にし、集中力を高める効果があると言われています。
実際に効果があったのか自分自身ではわかりませんが、ブドウ糖ラムネを試験前に欠かさず食べるようにしました。
あと、シンプルに美味しいのでおすすめです。
最後に
今回は僕が IB の最終試験に向けて行った準備をまとめて紹介しました。
ぜひこの記事の内容を参考にして、最終試験に万全の状態で臨めるよう準備してみてください!
また別の記事でお会いしましょう!