【4点から7点】苦手だった IB ESS の点数を上げた2つの簡単な意識

ESS

本ページでは、僕が苦手としていた IB ESS の点数を伸ばすことにつながった2つの意識したことについて解説していきます。

この記事を読めば ESS の試験で点数を伸ばすためのコツが分かると思います。

ぜひ最後まで読んでみてください!

今回紹介する配点の小さい問題とは別の、長文記述問題の配点や意識するべき点について解説したこちらの記事もぜひ読んでみてください!

IB は2023年に理科系科目の新しいシラバスを発表しました

これによって、授業で扱う内容や試験内容に変更が生じます

新しいシラバスに基づいた授業内容や試験内容についてはこちらを確認してみてください!

ESS は一番苦手だった

はじめに、僕の ESS との激闘の話を簡単にしていきます。

ESS は僕が選択していた科目の中で最も苦手な科目でした。

ESS はただ一つの明確な答えがあるわけではなく、ふわっとしているため自分にはあまり向いていませんでした。

(逆に数学や化学、物理のように答えが一つのことが多いものの方が得意でした)

そのため、定期テストではほとんど毎回7段階評価のうち4点を取っていました

良い時でもギリギリ5点に乗るくらいでした。

100点満点でいうと大体45〜60点くらいの点数です。

しかし、モック試験に向けて勉強をする中で、本記事で紹介する2つを意識するようになり、点数はそこから一気に上がり始めました

結果的に、

予測スコア6点

最終スコア7点

という、今までの自分の点数からは想像できないような結果を残すことができました。

点数アップにつながった2つの意識

ここからは実際に自分が意識したことについて話していきます。

ESS の試験で大切な意識は大きく2つあります

  • 試験問題の配点を確認する
  • ESS terminology を活用する

この2つを意識し始めたことで実際に点数アップにつながりました。

以降ではこれらについて詳しく解説していきます。

試験問題の配点を確認する

一つ目に意識するべきことは、試験で出題される問題の配点です。

これを意識してからより高い点数が取れるようになりました。

なぜこれが大切かというと、試験では配点分の答えを書かなければいけないからです。

これは特に ESS Paper1や Paper2のセクション A(長文記述以外)の問題で意識するべき点です。

長文記述問題では少し複雑な配点(結論を書いて1点や難しい評価項目)があったりするので、それについてはまた別の記事で解説します。

例えば、

配点が1点の問題=1つの答え

配点が3点の問題=3つの答え

が求められます。

問題によっては「〜を○つ述べなさい」といったように答えの数を指定されることもありますが、ない問題もたくさんあります。

自分がよくやっていたミスは、2点問題や3点問題で答えを1つだけ述べて、求められていない余計な説明を長々と書くということです。

いくら正しい説明を書いても、点数は1点しかもらえませんでした。

このように答えるのではなく、簡潔な答えを配点分書くだけで実際は良かったのです。

長々と説明を書いても点数をもらえる可能性は低いため、正解の可能性のある答えを簡潔に配点分書くほうが時間的にも点数的にも良いです。

また、先ほど述べたように ESS にはこれといったたった一つの答えがあるわけではないので、出題される問題の答えの可能性は配点よりも多いことがほとんどです。

そのため、僕は自信がない問題に直面した時は数打ちゃ当たる戦法を行っていました。

問題文で「〜を○つ述べなさい」と回答の数が指定されていない問題では、試験時間と解答欄のスペースが許す限り、正解の可能性がある答えを書いてました。

自分の経験上、ESS の試験は基本的に加点方式で採点されると思うので、誤った回答を書いたからといって点数を引かれることはありません。(先生に確認をしてみてください)

配点の意識はとても大切なことですが、もう一つ忘れてはいけないことがあります。

それが ESS terminology です。

それについて次で話していきます。

ESS terminology を活用する

もう一つ意識するべきことが ESS terminology を活用することです。

Terminology とは専門用語のことです。

大切なのは ESS で学ぶ専門的な用語を活用していくことです。

ESS の教科書の太字の部分は基本的に大切な ESS terminology です。

試験問題を解く中でこの ESS terminology を使っていくことで点数がもらいやすくなります

ESS の試験の採点ではこの ESS terminology がよく見られます。

実際に Paper2の最後の長文記述問題では terminology の活用が採点基準の一つにもなっています。

ESS terminology を使わずに自分のわかる範囲の言葉で説明しようとすると、長くなってしまったり、点数がもらえないことがあります。

点数がもらえなかった場合ただのタイムロスになってしまいます。

逆に問題によっては、ESS terminology 一言書くだけで点数を貰えてしまうことがあります。

正直 ESS terminology を活用すると良いことしかありません。

覚える用語はたくさんあると思いますが、本当に点数につながることですし、ESS についての理解もより深まるので絶対に勉強するべきです!

僕はこの ESS terminology を身につけるための勉強法を最終試験に向けて行いました。

その勉強法については以下の記事で詳しく説明しているのでぜひ確認してみてください!

最後に

本ページでは IB ESS の試験で点数を取るために意識するべき点について説明しました。

今後、長記述問題の配点や意識するべき点について解説した記事も書いていくので、その時はぜひ確認してみてください!

では、また別の記事でお会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました